
絵画と布花ー1枚の絵画をテーマに作るアートフラワー展ー
母のアートフラワーの作品を観に行ってきました。
“1枚の絵画をテーマに作るアートフラワー展”ということで、母が選んだ絵画は
熊本県の国立ハンセン病療養所「菊池恵楓(けいふう)園」の入所者
木下今朝義(けさよし)さん(宮崎県出身、1914〜2014)の作品「遠足」。
1996年制作。6歳で発病。いじめられて仲間に入れてもらえなかった木下さんが、仲間と一緒に行動した唯一の記憶という。82歳のときに描枯れたものだそうです。
以前、この絵に出会った時からずっと心に残っていたそうな。

この絵画と、この絵に描かれている菜の花とシロツメクサを制作する!
とは決まっていたのですが
とは決まっていたのですが
…どんな風に展示するかまでは、思い浮かばなかったらしく相談されたので、
作者の木下さんが描かれていた風景を感じるようにイーゼルを使う案、母が持っていた木下さんの絵のプリントされたものが小さかったので大きく見せるためにマットを入れ、大きな額に入れることなど、私が提案。
イーゼル手配も、額装いメージも私がやりました。(笑)
上手くまとまったようで良かったです。

しかし、一枚の布から染めて、一つ一つの花を手作業で作っていくという、この根気のいる制作…私はようやりませんわ…。

絵画と布花ー1枚の絵画をテーマに作るアートフラワー展ー
11/21の明日まで。
京都文化博物館別館ホール
10:30~17:00
入場無料
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