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香港展示をさせて戴いて、感じた事を書いていきたいと思います。

まず、

現地で出会ったAさんの言葉。

「日本のアート作品は繊細で緻密ではありますが、何事も大きく大胆に捉える香港人の目からみると、その繊細さが時として「ぱっとしない」という印象になるようです。つまり、近くによらないと分からないような細かいとこよりも、先ずは最初のインパクトが大事と云うことになるようです。」

…色々あって、この展示方法になったけど、今回の香港展示はこれでよかったと確信したお言葉でした。

国に寄って、そのお国柄や人の感覚(とらえ方や色感)、求められているものがあり、国に寄って全然違うので、まず、それに添ってみる。その中で自分がしたいことをする。というのも間違ってないひとつのやり方だと思いました。

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「日本」の受け取り方も国それぞれによって違う。
日本人が、えーーーー!!!!こんなん全然日本違うよ!!って思っても、その国では、それが「日本」。

だから、「着物」の受け取り方も、「私のアート作品」の受け取り方も、「展示方法の考え方」も、「要望」も、「現地のお客様の見方や受け取り方」も、国に寄って全然変わる。

たとえば、カレールウとかラーメンとか、海外展開しようとして、どうやったら現地の方に振り向いて戴けて、気に入って戴ける味にするか!!って奮闘されてる様な、そんな感じはアートの展示でも一緒な気がする。

お国柄ってある意味とっても面白い!!!!

だから、私がやりたい理想の展示を100%現地でやってもダメだった。
(日本人の作家本人の感覚だから。)

かといって、現地からのご要望を全部のんでしまうのもダメ。
(あまりにその国のカラーやイメージになり過ぎると作品が守れないから。)


今回は、その両方がとても良いバランスで出来たのではないかと思います。

せっかくその国でさせて戴くんだから、たくさん見てもらわなきゃ、何も始まらないですもんね。

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という、そういうことを現地の方と、上手くやり取りをしたり
こっちが譲れない事と、向こうが譲れない事をお互いちゃんと汲んで方法を考えたり、とても成長させて戴いて勉強させて戴いた今回の展示。


こんな話を、帰ってから色んな方に話す機会があって話したら…

「そんなことまで考えながら展示されてるんですか!!???」って言われました。

…そんな事まで考えながら、展示してます。。。

いつか、また海外展示や個展をすることになったら、今回の経験を生かしてもっともっと進化したことが出来るんじゃないかと思いつつ…。

でも国が変わったら…きっと何もかもゼロからだろう…なんて思う自分もおります。


どちらにせよ、ちょっと今回の展示で成長した自分がまた海外で仕事が出来るなら、考えたい事がたくさんあります。

実現出来る様に、日々進みたいと思います。

最後に、香港でお世話になった皆様、Aさん、日本で支えてくれたスタッフ、いつも応援して下さっている皆様、友人、仲間に感謝して終わりたいと思います。

心より御礼申し上げます。
有難うございました!!!

多謝!!!