今日は、65回目の終戦記念日です。

祖父は、傷痍軍人で小さい頃、戦時中の話を何度か聞かせてくれました。

何となく、太平洋戦争のことを分かり出したのは、順番はおぼえていないけれど、小学校2年くらいでヒロシマの写真展と、沖縄戦を描いたアニメ「かんから三線」と、皆様ご存知「ほたるの墓」を見た事からだったと思います。

その後に、特攻隊や人間魚雷のことを知った。

たった数十年前に、自分よりも10以上若い15.6歳の兵士が散って逝ったこと。そんな彼らがご両親にあてた手紙の達筆さ、文章の美しさ、そこに乗せた悲しすぎる思い。戦った兵士の皆さんが何より「未来の平和」を願っていらした事。

今思うのは、現代を生きる私たちは、戦争が起こり志半ばで亡くなった沢山の方達に恥じないような、生き方をしているかどうかという事です。

私は、結構しょっちゅう、自分に言い聞かせます。

そして、これではアカンと思って自分を奮い立たせます。

深く深く感謝をしながら、今の人生を、精一杯生きる。

精一杯 働き
精一杯 愛し
精一杯 悲しみ 
精一杯 楽しみ
精一杯 季節を感じ
精一杯 動く


毎日を絶対後悔しない様に。

そして、いつか自分が死んだときに、空で報告するんです。
ありがとう、戦争のない日本の時代で皆さんの分、一所懸命生きて来ましたってね。