November 2017

幼稚園 親子制作

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幼稚園の作品展に出した親子制作。
「イチョウ ステゴサウルス」
全体のお題は秋の自然物を使う事🍁でした。

拾ったイチョウの葉に、ポスターカラーで自由に色付けさせ、色画用紙に貼らせて、私は黒の色画用紙をステゴサウルスの形に切って上から被せるように貼ったのみ。

大部分を5歳がやった割に、完成度高く見える…という。
いや、完成度とかどうでもいい。
楽しかったらええんですー!! 全園児さんの作品、親子制作作品、個性出てて見応えありました!

親も楽しかった!

息子らへ。五歳詣り用羽織デザイン。

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【羽織 後】

久々の作品。
息子らへの5歳詣り用の羽織をデザイン制作致しました。
きっと和装でオリジナルを作ってやれるのは5歳詣りが最初で最後かなと。成人式はスーツでいい!とか言われそうですし。

長くなりますが、“デザインと染め工程”と、デザインの一部になっている、切っても切れない思い出“長男と去年の大阪城での某ミュージカルのこと”を書きたいと思います。

● ● ● ● ●

まず“デザインと染め工程”について。

柄は、兄弟の大好きな“蒸気機関車”を背に、袖には兄弟の干支の“辰”“申”に長男が今大大大好きな“恐竜”添え。雲取りの形を機関車からの煙にも見せつつデザイン致しました。

デザイン考案→下絵→PCでインクジェット染色用データ制作→白生地選び→工場での色指示→染色→金彩加工→仕立て

↓↓↓↓今回は金彩加工も自分でやりました。
機関車の窓から兄弟が手を振っています。

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【金彩】
 
↓↓↓↓袖口も左右色が違うという凝りっぷり。
 
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【袖口 左右】 

↓↓↓↓羽裏は兄弟の干支、辰に申が乗って一緒に夜空を飛び回っている図をパターンにしました。
“ずっと兄弟仲良く居てほしい”という母の願いを込めました。

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【羽裏】
 
そしてそして。もう一つ。
 
去年の大阪城での某ミュージカルの衣装で主役のために描いたデザインをアレンジして羽織にも羽裏にも染め上げました。

分かる人には分かるのだ…。たぶん。

一年が経とうとしていても、熱は冷めず、大好きな舞台。大好きな皆さん。
 
もう何も無いのは分かっているようで…でも、行ったらまだあの赤い幕があって、たくさんのごちそうがあって、あの舞台があると…あの戦いの世界に行けると、どこかでまだ信じております。

舞台、ミュージカルって何なのかも知らない、役者さんが役に扮している事も知らない、まっさらな4歳があんなに大規模なショーを何度も観るって、大人では測れないぐらい、大きな出来事だったんだなと今更ながら思います。
西の丸庭園に入ってすぐから、ボーンと異空間に入った気持ちだったんだろうな。
 
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先日、白い人に会えた時、

「よかったねー。会いたかった白い人に会えてー。」と言ったら

「ちがう!!ゆきむらも、いえやすも、もうよいのじゃも、ひでよりさまも、まいのおねえちゃんも、ゆきむらのちちも、あかのなかま、くろのなかま、ごちそうと、ベンチもだいすきなんや!!!」

…ベンチも大好き。と言い放ち…。

それを聞いた時に、もうロスとか、そういうものではなくて、彼の中に永遠に残る舞台なんだなと思い、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
まだ全シーン分歌えるし、あのシーンでの照明は赤と青のチカチカだった!とか、赤の仲間で一人だけ高く飛び跳ねる人がいるとか、本当に本当に細かいところまで全部覚えています。

そっかーー。
じゃぁ、そんな大好きな思い出も連れてお詣りに行きたいね。
と、母は必死にアレンジ。

(「全役の柄を入れろ」と言われて、「そんなことしたら、メチャクチャになる!」と言い聞かせ、主役の柄に絞ってもらいました。でも、赤色、黒色、白色、緑色、白い人の差し色だった金茶色など、色味に思いを含めたつもりです。)

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【羽織 前】

そんな経緯で、蒸気機関車、辰、申、恐竜、大阪城での某ミュージカルの思い出を、大正ロマン、昭和初期の面白い風に仕上げました。
また短期間での制作だったのですが、良い仕上がりになったんじゃないかな。


● ● ● ● ●


さて、いつお詣りに行こうかな。
お天気と、彼の気分に合わせて考えます。 
彼のこれからの成長と、この5年に関わってくださった皆様への感謝を込めて、手をあわせて来ますね。


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おまけ。
母の不安。
当日、襦袢(白)を着た時点で、法師祭りにならないだろうか…。
お詣りに行けるんだろうか。

本。

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VIOLET BOOK JAPAN ISSUE 02
畠山千明と夏木マリさんの対談読みたい!!!今日!!近くに売ってないかなーと、色んな本屋の在庫検索するも出て来ない…。
そうか。webでしか売ってないのか。あーもう😵💦
 
本つながりで…最近思ったこと。

息子ら、運動会の参加賞とか、様々な機会に500円図書カードを戴きます。

私は、“予算内での買い物”を息子らに学んで欲しいなと思うんですが、子供ものの本、500円以内では…なっかなか無いんです。本当に無い!!!
しょうがないので、50円プラスして550円で探すことに。
それでも数が少なすぎて納得いくものに出会えず。
 
こっちもやけになって、何件も本屋さんを回って息子と一緒になって探してやっと見つけました。
嬉しそうに、本と図書カードを差し出す息子の笑顔たるや! 
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MIYUKI TANIGAWA

Textile Deigner/ Artist

主な仕事に、2007年蜷川実花監督作品・映画“さくらん”の着物デザイン協力、ドイツHANNOVER MESSE 2008にてTOSHIBAブース バックパネルデザイン、ブライダル黒引き振袖デザイン、ワコール株式会社 インナーブランド スゴ衣とのコラボレーション商品発表、キービジュアル衣装デザイン、2010年9月にはアメリカ ワシントンにてTED/Levi's TRAVELING PROJECT協力、ディズニー企画 MARVEL x クリエイターin東京ギフトショー2011 Spring参加などその活動は多岐にわたる。

アーティストとしては、在学中より、着物をキャンバスにメッセージ性の強いContemporary着物作品を発表。受賞歴多数。

2009年10月東京ARTONIONにて個展
12月には、フランス、パリにて MIYUKI TANIGAWA TEXTILE EXHIBITION 開催
2011年1月にはスイス、オーストリアにて平面作品展示
8月には香港 Harbour Cityにて初アジア展開催

http://www.miyukitanigawa.com

OFFICIAL SITE
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↑↑official siteはこちら★

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INFOMATION
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美術館展示のお知らせ
【第41回日本新工芸展】
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題名:出発進行!!

東京 国立新美術館
 2019/5/15(水)~5/26(日)

名古屋 松坂屋美術館
 2019/6/19(水)~6/26(水)

京都 京都市美術館別館
 2019/7/23(火)~7/28(日)

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「Fit for My life」
ラジオON AIR

2回に渡って出演させて
戴いたラジオ
ON AIRされました。
2回分、こちらで
聴くことが出来ます!
1/25 ON AIR
2/1 ON AIR

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「呼吸器の薬の考え方、
使い方 ver.2」

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前回に引き続き、
中外医学社より出版の本の装丁デザインをしました。
単行本: 454ページ
出版社: 中外医学社
言語: 日本語
発売日: 2016/4/7
著者 : 倉原 優
 (国立病院機構近畿中央胸部疾患センター内科)
監修 : 林 清二
 (国立病院機構近畿中央胸部疾患センター院長)


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医学書の装丁デザイン
をさせて戴きました。

発売日:2014年3月29日
単行本 : 372ページ
価格 : 4,800円 (税別)
出版社 : 中外医学社
著者 : 倉原 優
 (国立病院機構近畿中央胸部疾患センター内科)
監修 : 林 清二
 (国立病院機構近畿中央胸部疾患センター院長)
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Asahi Shimbun Digital
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記事を掲載戴いています!
素敵なページです!
是非ご覧下さいませ!

Asahi Shimbun Digital

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染・織・ファイバー
アート掲載!

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この本に、見開きで紹介
戴いています。
現在活躍中の91名の作家が
載っている名鑑なので是非
手にとってみて下さい。

既刊:「ART BOX Vol.10 染・織・ファイバーアート」
税込価格/3,150円
年鑑・ムック
サイズ/縦297×横226(mm)
ISBN/9784872988536
発行日/2010.06


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